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書籍「男道(清原和博)」を読んでみて

先日BOOKOFFでお風呂で読むための本を探している時に目にした一冊。
「男道」(清原和博)
今さら清原・・・という感じもしましたが、まぁいいやと思い買ってみました。
男道(清原和博)
結論。面白かった。
馬鹿にしているわけではないですが、清原さんの本なので小難しい言葉はひとつもなく、リラックスして軽く読めました。
その内容・・・

清原さんの自叙伝です。
野球で突出していた子供時代から、PL学園で出会った桑田のこと、甲子園で対戦した池田高校水野・高知商業中山、ドラフトでの確執、西武・巨人・オリックスの話。

子供の頃は高校野球が好きでよく見ていたので、特に高校時代の話が懐かしかった。

その中でいいなぁと思ったのがプロローグに書かれていた、
清原をオリックスに誘う仰木監督の言葉。


「キヨ、お前の悔しさはわかってる。巨人に対する気持ちも、ようわかる。
だけど、お前はそんな風にして自分の野球人生に幕を引いたら駄目だ。
お前は大阪で育った人間や。大阪に育てられた人間は、
最後に大阪に恩返しをしないといけない。
大阪へ帰ってこい。お前の最後の花道はわしが作ってやる」

「ジャイアンツに負けて、尻尾を丸めて逃げだすんやない。
お前なら、今の大阪を元気にできる。お前が自分の野球人生をまっとうするために、
最後の力を振り絞ってる姿を見たら、大阪だけやない、
関西の人間はみんな元気になる。
生まれ故郷の関西に恩返しするために、大阪へ帰ってこい。
ウチがどうしても嫌というなら、阪神でもいいんや」


この言葉がでるまでのくだりも含めて、仰木監督って何て素敵な人だ♪

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