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プロ野球の沢村賞について調べてみた

プロ野球2012年の沢村賞にソフトバンクの摂津投手が選ばれました。
歴代にダルビッシュ、田中マー君、松坂などを筆頭に一流投手が選ばれていますが、
実際に「沢村賞」はどうやって選ばれてるんだろう?と思い、調べてみました。

プロ野球:沢村賞の選考基準と条件


対象はその年における先発完投型の投手で、選考基準は7項目あるようです。
◆登板試合数:25試合以上
◆完投試合数:10試合以上
◆勝利数:15勝以上
◆勝率:6割以上
◆投球回数:200イニング以上
◆奪三振:150個以上
◆防御率:2.50以下

ただこれを全てクリアしなければならないわけではなく、これに準ずる成績をおさめていれば
沢村賞の選考対象にはなるよう。

ちなみに今年の摂津投手の場合、完投試合数(3)・投球回数(193回1/3)
の2項目が基準に届いていません。

プロ野球:沢村賞の全条件をクリアしている投手

沢村賞に選ばれた歴代投手で、選考基準の7項目を全て満たした投手が
どのくらいいるのか調べてみると・・・
◆2011:田中マー君(楽天)
◆2009:涌井(西武)
◆2007:ダルビッシュ(日本ハム)
が最近の3人で、その前になると1997年の西口(西武)まで遡ります。

西武時代の松坂が2001年に受賞していますが、勝率5割・防御率3.60の2項目が基準に届いていません。確かに当時の松坂って打たれても完投するピッチャーだったことを思い出しました。

そんな感じの沢村賞、先に挙げた3人の中で突出しているのが田中マー君。
統一球の恩恵を受けての面があるにしてもすごい数字です。

【沢村賞を受賞した年の田中マー君の成績】

(カッコ内は選考基準)
◆登板試合数:27試合(25試合)
◆完投試合数:14試合(10試合)
◆勝利数:19勝(15勝)
◆勝率:.792(.600以上)
◆投球回数:226回1/3イニング(200イニング以上)
◆奪三振:241個以上(150個以上)
◆防御率:1.27(2.50以下)

マー君ってすげ~~~!

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