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斬新!と思ったマンガ「う」(ラズウェル細木)

ラズウェル細木の「う」というマンガをご存知でしょうか?
うなぎをテーマにしたマンガで、全編「うなぎ」の話。
グルメ系のマンガが好きなので結構読みますが、これは中々のインパクトです。
「う」1巻(ラズウェル細木)「う」2巻(ラズウェル細木)

ラズウェル細木「う」モーニングKC講談社

1巻の裏表紙の説明にはこうあります。


この話は、呉服屋の若旦那・
藤岡椒太郎がうなぎをおいしく
食べつづるだけの漫画です。
連載開始時より読者の方・漫画家・
書店員さん・うなぎ業界等各方面から
正気かよとツッコまれてますが
本当にそれだけのお話なんです。


読んでみると、1話あたり6ページで構成されています。
「う」マンガ1
「う」マンガ2
「う」マンガ3
「う」マンガ4
こんな感じのマンガですが、4巻まであることに驚きです。
うなぎだけでよくこんなに引っ張れるなと。

マンガの中にはちょっとした「うなぎ」に関する雑学も書かれています。

◆関東と関西のうなぎの違い
関東は「背開き」、関西は「腹開き」です。
関東の背開きは江戸時代、切腹を連想させることを嫌って背開きになったと聞いたことがありますが、違う説が書かれていました。

関東のうなぎは蒲焼きにする前に蒸すことで軟らかくふっくらとなるそうですが、軟らかいうなぎを串でしっかり支えるためには、しっかりした背中が両端になる方が都合がいいので背開きになった、ということだと。

他にも関西のスーパーで売られているうなぎには頭がついていて、関東はついていない。
自分は関西なので、頭がついているうなぎを普通に見ていたので、新しい発見です。

このマンガは斬新です。
画力がイマイチなのが残念ですが。

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