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55万部のベストセラー&映画化の「100回泣くこと」を読んで

自宅に「100回泣くこと」という小説がありました。
帯には「累計55万部突破」「映画化決定」の文字が。
100回泣くこと
「100回泣くこと」ってタイトルを聞いたこともないし、内容も全くわからない。
せっかくなので読んでみました。

小説「100回泣くこと」を読んだレビュー

「100回泣くこと」は少し短めの小説で全200ページくらい。
タイトルから見ても泣かせる話であることは間違いないだろう。

冒頭の一行。
「犬が死にそうだと、実家の母親から電話があった。」

その系統か・・・
話が進んでいくと、犬は一命を取り留めた。
ん?犬が主題の小説じゃないのか?

さらにその後・・・
結婚を決めて同棲している彼女が体調を崩し、
いつもは3日きっかりで治るはずの熱が下がらない。

主題はこっちか・・・
でも6日目には体調が回復。
この段階で半分くらいは話が進んでいる。
泣かしどころはどこだ?と思っていた矢先、「彼女が癌に侵されている」

そんなこんなであっと言う間に読み終えました。
「世界の中心で愛を叫ぶ」「1リットルの涙」「余命半年の花嫁」のような
愛する人の死がテーマのよくある話でした。
でも、こういう死を感じさせる話には弱い・・・

<小説の裏表紙に書かれていた解説文>
小説「100回泣くこと」
実家で飼っていた愛犬・ブックが死にそうだ、という連絡を受けた僕は、
彼女から「バイクで帰ってあげなよ」といわれる。
ブックは、僕の2ストのバイクが吐き出すエンジン音が何より大好きだった。
四年近く乗っていなかったバイク。
彼女と一緒にキャブレターを分解し、そこで、僕は彼女に「結婚しよう」と告げる。
彼女は、一年間(結婚の)練習をしよう、といってくれた。
愛犬も一命を取り留めた。
ブックの回復→バイク修理→プロポーズ。
幸せの連続線はどこまでも続くんだ、と思っていた。
ずっとずっと続くんだと思っていた-----。

関ジャニ大倉主演・映画「百回泣くこと」予告編


映画「100回泣くこと」は、主演が関ジャニの大倉忠義さん、ヒロイン桐谷美玲さんで
2013/6/22ロードショーです。

全く関係ないけれど、ウチの娘が関ジャニの大ファン。
何でこの小説がウチにあったのか納得(^-^)

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