2013年夏の高校野球の地方予選が終了しました。
すごいピッチャーやバッターがいても、普段それほど気にしていないけど、
今年は水島新司の大甲子園かと思わせるほど別の意味で色々なキャラクターがいて、
かなり笑わせてくれました。
多少記憶違いがあるかもしれないけど、羅列します。
習志野高校(千葉)
準々決勝の成田戦、2点差を追う習志野。
9回裏2アウト2、3塁でツーアウトでバッターは4番。
敬遠球の1球目の後、相手ピッチャーに「勝負しろよ!」と詰め寄る前代未聞の行動。
結局は敬遠され、その後の5番バッターが同点タイムリー。
この試合は延長でサヨナラ勝ちを決めるものの、決勝で敗退。
Yahoo!のトピックスで記事を、Youtubeで動画を見て笑わせてくれた。
勝ちたい執念を美化するニュアンスの記事になっていたため、
あちこちからバッシングのコメントが書き込まれていた。
気持ちはわかるけど「勝負しろよ!」って・・・何てワガママな。
思っても行動に移しちゃダメ、完全にヒール。
この試合のあと、高校もこの選手も大変だろうなぁと思った。
大和広陵(奈良)
ピッチャーは全中優勝、世界大会でも銅メダル獲得の経験者。
天理、智弁のような強い高校に勝ちたいと、名門ではなく公立の大和広陵に入学。
実際に智弁学園には勝利するも、その後の準決勝で敗退し、甲子園出場ならず。
マンガ「MAJOR」の吾郎君のリアル版かと思ってしまった。
何て志の高い・・・自分がこの立場なら絶対にこの選択はできない。
甲子園に出場してほしかった。残念。
門司学園(福岡)
福岡大会準々決勝、5対0のビハインドから9回裏に6点取ってサヨナラ勝ち。
試合を決めたのはリトルドカベン(?)のような体格の4番のサヨナラ3ラン。
ちなみにその前の試合でリトルドカベンはサヨナラスクイズを決めている。
神懸かった勝ち方が続いて笑わせてくれた。
残念ながら、準決勝2対3で敗退。
準決勝には神舞い降りず。
桐光学園(神奈川)
今年の高校生ドラフトの目玉、桐光学園のえげつないスライダーを投げるピッチャー。
横浜高校に準々決勝で敗退。
ドラフトで阪神が1位指名するとウワサされているので、
是非タイガースに来てもらいたい。
浦和学院(埼玉)
春選抜優勝、県予選で完全試合。
甲子園出場。
横浜高校(神奈川)
桐光学園松井投手からホームランを打った4番はロッテ高浜の弟。
でもロッテの高浜って知らない・・・
甲子園出場。
これだけの個性が集まっていたのに、
甲子園出場は話題性今一つの浦和学院と横浜高校だけ。
おしいなぁ・・・
大甲子園のリアル版が見たかった。