「プロレスの勝負結果は最初から決まっている」
いわゆる暴露本の出版で明るみになってから、かなりの月日が経ちました。
だから「全部八百長でしょ?何が面白いん?」と言われたら、「ストーリーは決まってるね。でも映画とかドラマとか見るのと何が違うん?」と返しています。
プロレスの暴露本
近年暴露本を読んで面白いと思うのが、時々ストーリーのない真剣勝負があるということ。
確かアントニオ猪木でモハメッド・アリ戦やアクラムペールワン戦など生涯で4試合、
高田延彦は1試合だそうです。
高田の真剣勝負は北尾光司戦で、この話は「泣き虫」という本に書かれていました。
当初は高田の判定勝ちと決まっていましたが、試合直前になって北尾サイドが
引き分けを主張。
結局折り合いがつかずに真剣勝負になった・・・という話(だったと思う)。
その話を知ったうえで、試合を見ると面白いです。
高田延彦vs北尾光司
KOにつながる戦慄のハイキック。痛そ~。
高田VS北尾は、真剣勝負とは書かれてませんよ。
引き分けと決まっていたのを、高田が裏切って蹴りとした、という、一歩間違えば犯罪になる話です。
舞台に上で殴るフリをするはずに役者同士で、片方がいきなり本気で殴り倒した、と言う事ですから。
あら?そうだったのですね(^-^;