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切ないマンガ「劇画オバQ」~ミノタウロスの皿~

友人に、このマンガが面白いと貸してもらった「ミノタウルスの皿」。
このマンガは藤子・F・不二雄の異色短編集です。
この中のタイトルで目に止まったのが「劇画・オバQ」。
ミノタウロスの皿    15年後のオバケのQ太郎
ミノタウルスの皿と劇画のオバQです。第一声は「なんじゃこりゃ?」です。

劇画・オバQ

劇画オバQ~ミノタウロスの皿~
~wikiより抜粋~
大人になりサラリーマンとなった大原正太(正ちゃん)と、
15年ぶりに人間界に帰ってきたQ太郎が街角で再会する。
正太は既に結婚しており、Q太郎はその家庭に居候することになるのだが、
正太の妻は大食らいで厚かましい態度のQ太郎を煙たがる。


・・・という話ですが、最後まで読むととにかく切ない。
「劇画・オバQ」のタイトルと絵面から笑わされるのかと思いきや、まさか切ない話とは。

もうひとつ心に残ったのが、マンガのタイトルにもなっている「ミノタウルスの皿」です。

ミノタウルスの皿

~wikiより拝借~
宇宙船の事故で地球によく似た惑星に緊急着陸した主人公は、
その星で彼はミノアという少女に出会い彼女に恋をする。
その星は地球で言う所の「牛」にそっくりな種族が支配する世界で、
彼らは地球で言う所の「人間」にそっくりな種族を家畜として育てていた。
ミノアはその家畜の中でも特に育ちの良い女性で、
最高級の食材「ミノタウロスの皿」に選ばれ、民衆の祭典で食べられる運命に有ると言う。
その事実を知った主人公はミノアを助け出そうと奔走する。


・・・う~、これも切ない話でした。
笑うせえるすまんは別として、藤子不二雄のマンガって子供が読むイメージがありますが、
「ミノタウロスの皿」は完全に大人なマンガで面白いです。

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