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出世魚「ブリ」の地方の呼び方の違いと天然・養殖の見分け方

ハマチの刺身が美味しい♪
ハマチの刺身
よく知られている通り、ハマチは出世魚で最終的にブリになります。
このハマチ⇒ブリの出世ラインって地方によって呼び方が違うと聞いたことがあります。
ちょっと調べてみました。

出世魚の最終形「ブリ」までの地方毎の呼び方

ブリ

  10cm未満 10~20cm 20~30cm 30~40cm 40~60cm 60~70cm 70cm以上
【関東】 ワカシ イナダ ワラサ メジロ ブリ
【関西】 ツバス ハマチ メジロ ブリ
【富山】 ツバイン ツバス コズクラ フクラギ ガンド ブリ
【三陸】 コズクラ フクラギ アオブリ ハナジロ ガンド ブリ
【和歌山】 ワカナゴ ツバス ハマチ メジロ ガンド オオイオ
【島根】 モジャコ ショウジンゴ ハマチ メジ マルゴ ブリ
【高知】 モジャッコ モジャコ ハマチ メジロ ブリ オオイオ
【九州北部】 ワカナゴ ハマチ メジロ ブリ

こんなに細かく分類されて、呼び方もこんなに違うんだ・・・

ちなみにこのラインにのっていない「カンパチ」が
全く別の魚であることを知ったのはつい最近です(^_^;)

養殖・天然ブリの見分け方

天然のブリ
天然のブリ。

養殖のブリ
養殖のブリ。

天然のブリは身が赤っぽくて、養殖モノは身が白っぽいんだって。

刺身のブリも美味しいけれど、脂がのりすぎて食べすぎると気分が悪くなるから
刺身で食べるならハマチの方が好き♪

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2 thoughts on “出世魚「ブリ」の地方の呼び方の違いと天然・養殖の見分け方

  1. 初めまして
    鰤の天然物と養殖物の法的な呼び方の違いを探していて貴頁にお邪魔しました。

    確か養殖物は大きく成っても「ハマチ」と呼ばなければならない頃が有ったはずなのですが、昨今養殖物でも「ブリ」と表示されていて?と思った次第です。
    まだ途中なので、その話は置いといて天然物の呼び方で、高知県の室戸付近の遊漁船(有料の釣り船)界隈では、下記の通りでした。

    1m以上     ブリ
    70cm~1m未満  めじろ
    70cm未満    ハマチ

    釣れるのが殆ど70cm以上なので小さいものは判りません。
    「ヒラマサ」を釣るのが目的でブリは格下扱いなのでそういう風に呼んでいたのかも知れません。

    小生かなりの回数釣行しましたが、1mオーバーは3匹だけでした。まあ、メーターオーバーはなかなか釣れません
    殆ど80cm~99cmのメジロでしたただいたい90cmで10kg位です。
    ちなみに「ヒラマサ」は70cmでも「ヒラマサ」でした

    ☝天然ブリも天然ヒラマサも確かに美味しいのですが、シーズン最盛期の年明け~2月は脂の乗りが半端ではなく台所で捌くと、あのブリ系の甘い脂の匂いでお腹イッパイになってしまい、お刺身も箸が進まなくなってしまいます

    余談の方が長くなってしまいすみませんでした

    ではでは運蔵でした。

    • 詳しくありがとうございます。
      私は釣りをしないので、自分で釣った魚を食べられるってうらやましいです(^Q^)

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