通勤途中に読んでいた本が終わってしまったので、新しいのを買いに古本屋へ。
何か読む本ないかな~と探してたらコレが目に入りました。
これちょっと気になる。
そう、中学生の頃の私はUWF信者だったのです。
この後本を読み進めていくと、懐かしさの他に意識が別の方に向いていくことになります。
前田日明の泣き顔を忘れない「イノセントファイター」
前田日明って問題が色々あって叩かれたりしていたけど、
やっぱりカリスマ性が凄い。カッコ良かったよなぁ♪
裏表紙を見て、さらに興味を惹かれたました。
エディ・タウンゼントって前田日明と絡みあったんだっけ?
そして本の内容は・・・
この本の著者、田中正吾さんは前田日明が10代の頃から身近で接してきた方。
高校1年の時に既に空手の先生をやっていた田中さんが前田日明にケンカを売られ、
もの10秒ほどでボコボコの返り討ちにしたのが出会い。
その後、前田日明は田中さんの事を「先生」と呼び弟子入り。
現在に至るまでずっと接してきたそうです。
前田日明が新日本プロレス入りしたのは、公園で空手の練習をしていた田中先生が
初代タイガーマスクだった佐山サトルさんに声をかけられたことがきっかけだったこと、
UWF立ち上げまでの裏の話、プロレスの神様カールゴッチの話、
長州力の顔面蹴り事件の顛末、藤原組長や佐山サトル、山崎一夫、高田延彦etc
懐かしくも興味深く読みました。
本は第2次UWF立ち上げあたりで話が終わっているので、
その後の、リングス・UWFインター・藤原組の分裂の話や
総合格闘技ブームになったことなんかも書いてほしいなぁ・・・
と思ったら、あとがきに「イノセントファイター2」執筆中の記載がありました。
これで次に買う本は決定です♪
懐かしさ込み上げてきたので、ついでに前田日明の入場曲「キャプチュード」を。
エディ・タウンゼントのエピソード
本の後半に田中先生とエディ・タウンゼントさんの話がありました。
個人的にエディ・タウンゼントさんで知ってることと言えば、
ボクシングの世界チャンピオンを何人も育てた名トレーナーということ、
他界された後にエディさんの追悼番組での知識があるくらい。
間違えてるかもしれませんが、記憶を辿り辿り・・・
エディさんは流れのトレーナーで、世界チャンピオンを何人も育てたとは言え、
最終調整段階でトレーナーをすることが多かった。
唯一エディさんが一からボクシングを教えた世界チャンピオンは井岡弘樹(現会長)。
井岡のことを「ボーイ」と呼んで可愛がっていた。
その後エディさんは病魔に侵され、井岡の初防衛戦後に他界するのですが、
ほとんど意識がない中で、井岡が初防衛戦を12回TKOで勝ったことを告げると
Vサインを作り、そのしばらく後に息を引き取った・・・という話だったと思います。
そしてこの田中先生がホテルのロビーで偶然エディさんに出会い、
どこにも所属していなかったエディさんを大阪に呼んで
数ヵ月一緒に暮らしながら教わったエピソードが書かれていたのですが、
内容を読んでいくうちに、心を大事にするエディ・タウンゼントという
人物にものすごく惹かれていきました。
・・・エディさんの本があったら買おう。
通勤用に買ったこの「イノセントファイター」。
ちょっとだけ自宅で読もうと思ったら一気に全部読んでしまいました。
その後はUWFの試合をYoutubeで見ていて、突然思い出した。
押入れの中を探る・・・