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キレイな赤目四十八滝♪が、高齢の方は要注意!の件

私には高齢の母がいます。
体は丈夫で元気だけど、日に日に認知が進んでいる母。
同じ話を何度も繰り返す日常で、その一つが「山に登りに行きたい」。
会うたび、酷い時は滞在3時間ほどの間に27回同じ話。(一度冷静に数えてみた)
他、「山に登りに行きたい」と、毎日母から電話があると兄から聞いた。

赤目四十八滝
そんな経緯もあり、母を連れていったのは三重県名張市にある赤目四十八滝。
兄とともに3人で登山です。

キレイな赤目四十八滝

入口付近の紅葉
赤目四十八滝は片道90分コース。
入口付近のキレイな紅葉、行ってきま~す。

料金は500円、オオサンショウウオセンターを通って入山です。

オオサンショウウオセンター
オオサンショウウオ!デカい~。

夜にライトアップ
赤目四十八滝入山。
夜になると入口付近はライトアップされるらしい。
夜は入山料金500円にプラス100円必要です。

序盤の不動滝
最初に見栄えする不動滝です。

紅葉づく
紅葉づく山。この日は11月19日。
完全紅葉には少しだけ早めかな?

そう言えば!

紅葉を見に来る方が多いのでしょうか。混雑していました。
駐車場は満杯で、1時間くらい待たないと空かないと聞きました。
なので、赤目四十八滝入口まで徒歩10分くらいの臨時駐車場に車を停めました。

たくさん写真を撮りましたが2枚だけ。

荷坦滝
頂上近くの滝
荷坦滝と、頂上近くの滝です♪

キレイだった~♪赤目四十八滝(^-^)

だけだとハッピーですが、実際は結構キツかった。
そう、母です!

高齢の方は注意

富士山をはじめ、3,000m級の山に登っていたという母。
写真も残っているし、高低に関わらず登山はよくしていたみたい。
が、元気といっても70代半ばの高齢。

行き道。
中盤あたりで「ハァハァ」と息遣いが気になる。
折り返そうか?の問いに「登る」と。

登っていくにつれ、(険しくはないけれど)石がゴツゴツしている。
母曰く「箕面と違って歩きにくいなぁ。」(この後同じセリフを繰り返す。)

90分コースの60分超えたぐらい、母が前のめりに転倒。
滑ったらしく、左目の上を石にぶつけて腫れそうな感じ・・・量は多くないけど出血あり。

数分後に再び転倒、また滑ったとのこと。膝から出血。
ゴールまでもう少しだけど、ここで引き返すかどうか…

ゴールを超えたところに道があって、そこからバスが出ていたはず。
もしくはタクシーを読んで下山しよう。と、兄の進言で進む。

そしてゴール。

係員の方がいたので、事情説明に声をかける。
母が2度転んだこと、下りの方が危なくて心配なので、バスかタクシーで下山させたいと。

係員の方によると、以前はバスが出ていたが今は出ていない。
ならばタクシーを呼びたいと伝え、トランシーバーでセンター(?)連絡を取ってくれるも、携帯電話もつながらない場所なので、タクシーを呼ぶことは難しい。
結果、気を付けて下山してくださいと(-_-;

下山道。

母が転ばないように、足元を確認しつつ自分が母の前を歩く。
兄は母が背負うバッグにタオルを通して転ばないように繋ぐ。
下山中、2度転びそうになるも兄が引っ張って転倒を防ぐ。

ふもと近くになると、柴犬を連れて上がってくる方がいました。
すれ違う時に母と繋いだタオルを持ってる兄が「同じですな」と。
ケラケラケラ~って笑ってたw

ということがあり、頑張ってよく歩いたね~と言いながら、何とか下山。

高齢の方には赤目四十八滝は注意です!
・・・というより、やめておいた方がいいですね。

加えて・・・

帰りの道中、母が左まぶたの上を触りながら
「なんか痛いと思ったらヘコんでんねん。どっかにぶつけたんやろか?」
と。

「エッ!!!!さっきコケたでしょ。」

「ホンマ?お母さんコケた?」

・・・(-_-;

さらに。

「今3人でどこに行ってきた?」

「覚えてない」

認知、恐るべし・・・(-_-;

1週間後

左目付近の腫れはおさまり、目の周りの赤みが残っている程度。
痛くないとのことなので一安心。
且つ、山に行って転んだことを覚えていた。

でも・・・面談でケアマネに話してたこと。

「箕面の山に○○(兄)と○○(私)の3人で登りに行ってきた。」

(×)箕面の山
 ↓
(○)赤目四十八滝

「すごい混雑してたから、降りてくるときにコケて・・・」

(×)すごい混雑してたから、降りてくるときにコケて
 ↓
(○)周りに人がいないところで、登っているときに単独でコケて

これらに限らず、思い込みや記憶違いが山盛りの日々。
認知、恐るべし・・・(-_-;

赤目四十八滝詳細

【入山料金】大人500円
【HP】https://www.akame48taki.com/
【地図】

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