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湊かなえの小説「夜行観覧車」を読んでみた感想

TBSで放送されているドラマ「夜行観覧車」。
平均視聴率が10%を超えで、そこそこ高いようです。
ドラマは一回も見ていないけど、作者が「告白」の湊かなえだと聞いたので
面白いかもしれないと思い、小説を読んでみました。
夜行観覧車

湊かなえの小説「夜行観覧車」感想

「夜行観覧車」は高級住宅街を舞台にした話で、
『家庭内殺人が起きたエリート家族』
『背伸びして高級住宅地に小さい家を建てた家族』
『子離れできていない母親がいる家』
の3つの家庭の視点から描かれた話です。

エリート一家で起こった殺人事件を中心に話が進んでいきますが、
この中で癇癪持ちの娘を持つ家族、読んでいてとにかくイライラ。

娘の顔色を見てばかりの母親、事なかれ主義で逃げ腰な父親。
小説だとわかっていても、まぁイライラが募ること。

個人的な感想はこれが全てです。
小説を読み終わってから他の人のレビューでも見てみようと検索してみると
「犯人」「ネタバレ」などのキーワードが目に止まりましたが、
推理小説のように「真犯人は別にいた!」とかハラハラドキドキ感はなく、
ネタバレするようなどんでん返しもない・・・

ハラハラドキドキで恐かった「黒い家」「RIKA」
「エーーーッ!」のどんでん返しがあった「殺戮にいたる病」「夏と花火と私の死体」
この辺りの小説と比べると個人的にはイマイチだったなぁ。
小説

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